全力子育て主夫、生涯に子どもと過ごせる時間を計算してみた

主夫FIRE

「子どもが小さかった頃、もっと遊んでおけばよかった」

これです。

私はこの後悔だけはしたくないと熱く熱く思い、主夫になりました。

俺たち、もう飽きるくらい一緒に遊びまくったな

いつか子どもとそう言い合えることが私の夢です。

そんな夢を抱いて主夫になったけど、生涯に子どもとどれだけの時間を過ごせるのだろう

そう思ったので計算してみました。

父親が子どもと過ごせる時間

以前、NHKのバラエティー番組「チコちゃんに叱られる!」で紹介された、生涯に子どもと過ごせる時間は次のとおりです。

母親:7年6か月(約65,700時間)

父親3年4か月(約29,160時間)

少なすぎる!

さらに、幼稚園卒園時に32%、小学校卒業時に55%、高校卒業時に77%を消化しているらしいです。

長女と過ごせる時間、もう3分の1が終わってるなんて…。

初めてこれを見たとき、とても衝撃的でした。

大好きな娘たちと生涯で3年4か月しか過ごせないなんて、あまりにも足りなすぎる。

でも待てよ、これは一般の父親の話。

自分より育児に全振りしている父親を見たことがないし、ついには主夫にまでなってしまった私なら、どのくらいの時間を過ごせるのだろう。

全力子育て主夫の私が子どもと過ごせる時間

子供の成長時期に合わせて計算してみます。

前提条件

幼稚園まで

子供が生まれてから、ほとんど飲みにも遊びにも行かず、ほぼ子どもと一緒に過ごしてきました。

有給休暇も取りまくって、年に210日働き、休日は155日くらい。

平日は朝1.5時間、夕方3.5時間の計5時間を一緒に過ごしてきたかな。

休日は子供が起きてから寝るまでほぼ一緒だったので、14時間としよう。

小学生

小学生は年におよそ200日登校し、165日が休み。

子どもが小学生になったタイミングで主夫になったので、平日一緒に過ごす時間は大幅に増えて、朝2時間、夕方6時間の計8時間。

休日は今までと同じ14時間、ただし4年生から午前中は友達と過ごすと仮定しよう。

中学生以上

これからも家事、育児を積極的に続けるので、一般の母親と同じ想定にしようか。

でも娘なので、父と距離をおきたい時期もきっと来る。

残念ながら平均寿命も男性のほうが短い。

やはり一般の男性と同じ想定にしよう。

計算結果

そんな前提条件で計算した結果。

主夫の私一般の父親一般の母親
幼稚園まで2.5年1.1年2.4年
小学生2.5年0.8年1.7年
中学生以上1.5年1.5年3.4年
生涯の合計6.4年3.3年7.5年

全力子育て主夫の私でも、生涯に子どもと過ごせる時間の合計は6.4年 (56,070時間)。

計算してみて思うこと

短すぎる

生涯で6.4年は、正直短い。

特に、これから一緒に過ごせる時間の合計が4年しかないと思うと、泣けてくる。

一般の父親の2倍くらい過ごせるけど、これ以上は不可能と思えるほど子育てに全振りしていても、母親には敵わないんですね。

貴重な時間を大事に過ごしたい

私の場合、すでに4割くらいの時間を消化しているなんて。

残り時間を意識すると、毎日何気なく過ごしている子どもとの時間は、さらに貴重だと感じます。

子育てに忙しい毎日は永遠に続くように思えるけど、あっという間に過ぎてしまうんだろうな。

「いま忙しいから後で」を少しでも減らして、大事に過ごしたい。

特に子どもが小さいころの時間を大事にしたい

娘たちのことが大好きですが、娘たちが大きくなってからもずっとベタベタくっついていたいとは思いません。

大きくなったら、自分でやりたいことを見つけて、好きなように羽ばたいていってほしい。

自分が子どものころの思い出も、中学生くらいからは、学校や部活、友達との時間が多くを占めています。

子どもが小学校を卒業するくらいまで、親との時間を必要としてくれているまさに今、親子で過ごした思い出や体験を存分に残してあげたい。

主夫の私一般の父親一般の母親
幼稚園まで2.5年1.1年2.4年
小学生2.5年0.8年1.7年
中学生以上1.5年1.5年3.4年
生涯の合計6.4年3.3年7.5年

長女が小学生になるタイミングで主夫になることを決断したのもこのためです。

「ねえ、見て」「一緒に遊ぼう」と言ってくれるのは今だけかも。

子どもが飽きるその日まで、一緒に遊び尽くしてあげたい。

子どもが大きくなったとき、「親からの愛情はもうお腹いっぱい満たされたから、私は外の世界に羽ばたいていくよ」と言わせたい。

いろんな体験をさせてあげたい

初めてのものを見たり触れたりするときの子どもの目の輝き、たまりません。

日本全国を飛び回って、素敵な景色を見せてあげたい。珍しい体験をさせてあげたい。

工作、キャンプ、スポーツ、虫遊び。ときには泥にまみれて大騒ぎしたり、父親ならではの遊びで好奇心をトコトン刺激してあげたい。

残り時間が限られているなら、一つでも多く。

これだけ子育てに全振りしてると、もちろん疲れて休みたいときもありますが、あれもこれも見せてあげたい気持ちが圧勝中です。

子どもが大きくなってから後悔したくない

  • もっと一緒に遊んでおけばよかった
  • もっと話を聞いてあげればよかった

育児が終わったあと、そう思う父親が多いそうです。

人生でいろんな後悔はあっても、私はこの後悔だけはしたくないと思いました。

子どもが大きくなったら、「俺たち、もう飽きるくらい一緒に遊びまくったな」と言い合いながら飲みに行きたい。

まとめ

本日は、生涯に子どもと過ごせる時間を計算してみました。

  • 母親       :7年6か月(約65,700時間)
  • 父親       :3年4か月(約29,160時間)
  • 全力子育て主夫の私:6年5か月(約56,070時間)

私はこの計算をしてみて、あらためて思いました。

私が主夫になりたかったのは、子どもと一緒にいる時間を長くするため、ではないということ。

一緒にいるときに子どもとじっくり向き合える時間の余裕を作るため

スマホを見ながら話す5分と、子どもの目を見ながら話す5分は大違い。

心に余裕をもって、子どもと過ごす時間を大切にできる父になりたいと思いました。

2児のパパが株式投資でFIREして主夫になった。そんな主夫FIREという生き方や、実現した方法は以下の記事をご覧ください。

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