米の値段は昨年の1.5倍! 値上げで生活コストは上がるばかりですね。
私は仕事を辞めて主夫になるとき、自分のための出費はできるだけ抑えたいと思いました。
たとえば自分の昼食を安く済ませる方法はないだろうか?
そして今、私は週2回の外食も含めて、平日の昼食はほぼ0円です!
この記事では、FIREして主夫になった私が、平日の昼食代をほぼ0円にした方法を紹介します。
この記事では、次のようなことがわかります。
私は株主優待を使って無料で外食するなどし、満足しながら昼食代をほぼ0円に抑えています。
株主優待を活用するコツなども紹介しながら、食費を安く抑えたい方の参考になれば幸いです。
私の平日の昼食例
典型的な平日5日の昼食例は次のとおりです。
月曜 | 外食(回転寿司) | かっぱ寿司 |
火〜木曜 | 自炊 | 朝夕食の残りもの |
金曜 | 外食(牛丼、定食) | 吉野家 |
月曜日
月曜はスーパーの買い物など、外出する家事を多く入れる日にしています。
外出ついでに、かっぱ寿司で大好物のお寿司を頂きます。
お寿司だけでなく、平日限定150円のかけうどんや、食後のスイーツも楽しめます。回転寿司は季節ごとにネタも変わり、サイドメニューも豊富なので、毎週でもぜんぜん飽きないですね。
火曜日から木曜日
火曜から木曜は娘の習い事の送迎で外出するので、午前中はなるべく家で過ごす日にしています。
自分の昼食のためだけに料理をするのは面倒なので、朝食、夕食の残りものを頂くことが多いです。
また、子供が帰ってきてからの家事を減らすため、前もって作っておけるカレーライスや、作り置きできるおかずを料理した日は、味見ついでに頂きます。
金曜日
金曜も外出する家事を詰め込むようにしています。
外出ついでに、吉野家で牛丼や定食を頂きます。
娘たちはあまり肉が好きではないので、大好きな肉系の外食は至福のひと時です。
ほぼ0円を実現する方法
週2で外食し、自分が好きなものを食べています。
それでも平日の昼食代がほぼ0円で済んでいるのは、次のような理由があります。
株主優待とは
株を買うことで株主になれます。株主に割引券や優待券、カタログギフトなどを提供する企業もあり、株主優待と呼ばれます。
私は株主優待を活用することで、食費など様々な生活コストを下げています。
無料で回転寿司
我が家では、回転寿司(かっぱ寿司)でほとんどお金を払ったことがありません。
7616 コロワイドの株を500株保有することで、3か月ごとに1万円相当のポイントがもらえます。このポイントは、かっぱ寿司やステーキ宮など、全国にたくさんあるコロワイドグループの店舗で利用することができます。
我が家では家族3人で保有し、年12万円分を頂いています。月に1万円分を使えるので、週に1回の私の昼食と、家族での外食に利用しています。
無料で牛丼、定食
牛丼や定食も無料で頂いています。
9861 吉野家ホールディングスの株を保有することで食事券がもらえます。
200株保有すると利回りがいちばん良く、半年ごとに5,000円分がもらえます。
我が家では家族3人が200株ずつを保有し、年3万円分を頂いています。月に2,500円分を使えるので、私の昼食で毎週利用しています。
無料でお米
結婚してから10年以上、我が家はほとんどお米を買ったことがありません。お米も株主優待で頂いています。
一般には販売されていない特別米も多く、お米にうるさい妻も美味しいと喜んでいます。
お米を優待品にする企業はかなり多く、お米を含むカタログギフトを含めると100社を軽く超えます。
最近の一例は次の通りです。
- 3457 ANDDOホールディングス
- 9347 日本管財ホールディングス
- 7520 エコス
私はいくつもの株主優待を駆使して、1年中買わなくて良い量のお米を確保しています。
ここで大事なのは、切れ目なくお米をもらうことです。年に1、2回お米がもらえるタイプの優待だけで、常にお米を確保することはなかなか難しいです。
そこで、3457 ANDDOホールディングスのように、お米ではなくポイントが貰える優待も活用しています。このポイントを消費して、好きなときにお米を注文できます。
朝夕食の残り物
白米、朝の味噌汁、朝夕の残り物のおかず。たまにちょっと1品足すくらいでも、並べてみるとけっこう豪華です。
主夫になる前は、残り物の昼食はちょっと寂しいなと思ってましたが、正直さっと済ませたい自分だけの昼食には十分すぎるくらい。温め直すだけで楽だし。
昨日まで大好きだったメニューを、今日は一切食べなかったり。
特に小さい子供がいる家庭の残り物は、日によってはかなりのボリュームがあります。
株主優待を活用するコツ
私は10数年、株主優待をもらってきましたが、株価が大きく値下がりするなど、失敗もたくさんありました。
できるだけリスクを抑えて、有意義に活用するために、私が実践しているルールやコツをまとめてみました。
利回り4%以上が購入条件
株主優待の相当金額と配当金を合わせて、年4%以上の利回りがあるものだけ、購入を検討することにしています。
例えば10万円で100株購入し、年に配当金で2,000円、株主優待で2,000円相当のお米がもらえる場合、合わせて4,000円で利回りは4%となります。
この自分なりのルールに従うことで、次のようなメリットがあると考えています。
- 素敵な優待品にばかり目が眩み、割に合わない金額を投資をすることを避ける。
- 十分な利回りがあることで、株価が下落しにくい傾向がある。
身の回りで消化できる
無理なく消費できて、自分とって価値のある優待品に限って投資することにしています。
例えば、素晴らしい利回りで、素晴らしい割引券がもらえても、それを使うことができる店が近くになければ無駄になります。
以前もらっていた食事の割引券は、近くの店舗が閉店したので、すぐ株を売って手放しました。
長期で保有する
株主優待が目的で購入した株は、数年以上の長期で保有することを前提にしています。
購入した目的を見失い、短期の株価の上下で手放すことがないようにするためです。
保有した企業の動向はチェックしますが、基本的に株価は無視してます。
企業によっては、長期で保有することで、もらえる優待品の質や量が増える場合もあります。
家族で保有する
例えば、100株なら1,000円分、400株なら2,000円分の品がもらえるような株主優待があります。
このケースでは、400株より、100株のほうが利回りが良くなります。
このような場合、自分の口座で400株持つのではなく、家族4人の口座でそれぞれ100株ずつ持つようにし、利回りを最大化します。
我が家では20銘柄くらい、家族で保有しています。
自社サービス品の優待を重視する
自社サービス品を優待にしている企業を重視しています。
例えば外食産業の企業で、その企業が経営する外食チェーン店の割引券をもらえるようなケースです。
これは優待廃止による株価の大幅下落という、株主優待のリスクの一つをできるだけ少なくするためです。
自社サービスの優待は、その企業のPRになったり、企業が優待にかかる負担を減らせるメリットがあるため、廃止のリスクは比較的少なめだと考えるからです。
優待廃止のリスクは受け止める
それでも優待廃止のリスクは必ずあります。私も今までに10回以上の経験があり、ほとんどのケースで株価は下落しました。
そのリスクがあっても私が株主優待を続ける理由は、メリットとデメリットを総合して、自分にとってはプラスの価値があるからです。
幸いにして、今まで優待でもらった品や配当金、株価上昇による値上がり益は、優待廃止の値下がり損を大きく上回っています。
投資は自己責任で
株主優待は生活を豊かにする品がもらえたり、家計の支えになるなどメリットもあります。
ただし、投資にはお金が減るリスクが常にあります。そのため、もしなくなっても生活に影響がない余裕資金の範囲で、自己責任でお願いします。
まとめ
この記事では、昼食代ほぼ0円を実現している私の昼食事情や、株主優待を活用するコツなどを紹介しました。
私は働いていたころ、平日の昼食は月1万円ほどの出費でした。それが今はほぼ0円。
退職したことで貰えるお金や減る出費はいろいろありますが、ここでもまた月1万円のコストダウンが実現できました。
他にも家族みんなで楽しめる優待もあり、今後も無理のない範囲でお得な株主優待を楽しみたいと思います。
2児のパパが株式投資でFIREして主夫になった。そんな主夫FIREという生き方や、実現した方法は以下の記事をご覧ください。