【主夫FIREから半年】早期リタイアして主夫になった今の心境

主夫FIRE

FIREして主夫になり、もう半年が経つなんて。

半年前まで会社で働いていた自分の姿が遠い昔のことのようです。

今思うことをそのまま書き連ねておこうと思います。

FIREすること、主夫になることのリアルな声を知ることができるかと思います。

主夫FIRE後、半年が経った感想

FIREして主夫になった直後は戸惑いや不安もありましたが、すっかり今の生活に慣れました。

主夫になって本当に良かった

毎日、幸せだなと感じます。

家事や育児が忙しいときもあるし、贅沢三昧の日々を送っているわけでもありません。

それでも、日々の生活が幸せだなと感じています。

おそらく、自分が望む生き方を選べたこと、大好きな家族と過ごす時間が増えたことが大きいと思っています。

時が経つのが早すぎる

この半年は、人生の中で一番早く過ぎていった気がします。

長く働いてきた会社は、今でも家からすぐ近くにあるのに、自分が働いていた姿を思い出すことは全くありません。

サラリーマンから主夫になり、日々の生活の中で考えること、自分が関心を持つことの対象がガラッと変わった気がします。

今までとは違う新しいことに興味を持ち、毎日が楽しいので(歯医者の日を除く)、時間が過ぎるが早いのかなと思います。

時間に余裕がある

半年経った今でも、時間に余裕があるな、ということを毎日のように感じます。

私は、育児って楽しいものだと思います。

だけど仕事や家事で時間に追われると、一気に楽しさがなくなります。

今は平日の朝晩も子供とじっくり過ごす時間の余裕があります。

土日祝の休日は、ほぼ朝から晩まで子供と遊んでます。

忙しい子育ても、時間の余裕が心に余裕を与えてくれている気がします。

平日の日中、自分が一人の時間にほとんどの家事を済ませておけることが大きいと思います。

子供の成長を日々感じられる

子供には大きく成長する瞬間があります。いや、子供は毎日少しずつ成長していて、親が大きな成長を感じ取る瞬間なのかもしれません。

これができるようになった。こんな感情を持つようになったんだ。じっくり子供を見ていると、毎日何かしらの発見があり感動します。

このような子供が成長する瞬間を間近で見る機会がとても多くなったと思います。

二人の娘は、今日もぐんぐん成長しています。

子供と過ごす時間が楽しい

平日の朝は次女と30分、午後は長女と2時間くらい、二人だけの時間を過ごします。

この子供と1対1でじっくりと向き合える時間が、たまらなく楽しく、私にとって最高に贅沢な時間です。

また、長女が小学校1年生になったので、初めての夏休みがありました。もう娘と遊びすぎて、本当に濃い1ヶ月でした。

子供が大きくなり、親と過ごす時間が減ってくる日が来るまでは、子供との時間を思う存分楽しみたいと思っています。

暇だと思うことがない

半年経った今でも、良い意味で暇だと思ったことが1度もないです。

まだ手のかかる子供がいて、自分のやりたいこともたくさんあるので、もっと時間がほしいです。

子育て中のFIREでは暇を持て余す心配はいらないと感じています。

この半年で何にもせずぼーっと過ごした日は2日くらいだったと思います。

むしろ会社員時代の方が、有給休暇を取ってのんびりした日が多かったかも。

忙しい日々の方が、何もしない日がほしくなるものですね。

働かなくても資産は減らなかった

幸いにも、私が仕事を辞めても資産はほぼ減らずに済んでいます。

今年は資産面ではかなり厳しいできごとが続きました。

  • 私の収入がなくなった。
  • 前年の収入に従い、多額の住民税の支払いがあった。(数十万)
  • 株の利益確定により、多額の税金を払った。(数百万)
  • 主力の株が相次いで急落した。

特に株式市場が急落した8月には、最大でマイナス1,500万円くらいの資産減になりました。

これだけ不利なことが重なるのも珍しいですが、それでも総資産がほとんど変わらなかったことは、次のおかげだと思います。

  • 妻の収入がある主夫FIREであったこと。
  • 短期での大きな資産減はあったものの、長期では保有株全体で緩やかなプラスであったこと。

まだ半年ですが、今のところお金の面での計画はうまくいっているようです。

子供の急な体調不良でも慌てない

共働きの悩みのひとつが、子供の急な体調不良ですよね。

仕事の状況や有給休暇の残り日数、何日休むことになりそうかを考えて、夫婦どちらが仕事を休むのか。

主夫になった今は悩むことなく、無理せず子供を休ませる選択が容易になりました。

むしろその日は家事を一切しないと自分に言い訳できて、子供だけを見ていられる嬉しささえ、心のどこかにありました。

夜泣きなどで睡眠時間が削られることも、苦でなくなりました。

家族も慣れてきた

自分だけでなく、妻や子供も私が家にいる生活に慣れてきたと思います。

小学生の長女も親が家にいて、帰宅後は一緒に宿題をしたり、好きなことをして過ごせることがプラスになっている気がします。

妻からも、急な残業があっても家のことは任せられる安心感が感じられます。

周囲の人も慣れてきた

近所の人やよく会うパパ、ママ友にはフリーランスで在宅勤務をしていると伝えていますが、慣れてきて違和感がなくなった気がします。

娘の習い事や、よく行く店の店員さんも、平日に私に会うことに慣れてきたようです。

この周りの人の慣れ、けっこう重要だと感じています。

社会人に戻れる気がしない

必要になったらいつでも社会人に戻る気でしたが、正直戻れる気がしません。

戻りたいと思わない、というのが本音です。

今の生活は自分と家族にとって、とても居心地が良いです。

FIRE前にやりたかったことは先延ばし

仕事を辞めたら、あれもこれもすぐにやろうと思っていましたが、何でも先延ばしにしてしまいがちです。

特に嫌なことは進まず、歯医者は最近になってようやく通い始めたし、禁煙は進んでないし。

いつでもできると思うと、いつまでも進まなくなるものですね。

家がきれい

仕事と子育てに追われて、部屋の片付けは最低限、できるだけ見て見ぬふり。

そんな部屋も徐々に片付いてきました。家の中だけでなく家の周りも、今までと見違えるほどきれいな状態を保っています。

特に玄関を開けたときに見える範囲や、リビングから見える庭がきれいだと、とても気分が良いことに気付きました。

娘が喜ぶと良いなと思い、花や果物の木を植える余裕もでてきました。

家事が早い

私の家事はとても早いです。子供が生まれてからは特にスピード重視で、多少雑でもとにかく早い。

家事をとにかく早くたくさんこなす夫がいることは、子育て家庭にはとても助かると思っています。

家事の効率化や、作業順の組み立て、考えなくても良いようにルーチン化する力はまずまず高そうです。

料理が下手

ただし、料理は今でも苦手です。

料理も素早いほうだと思いますが、致命的なほどに味見が不得意です。そしてレパートリーがとても少ない。

たまに妻が夕食を作ったときは、娘たちが美味しそうによく食べます。

月に2、3回は女のために弁当を作りますが、主夫になってからは全て私が作っています。

いつも似たような弁当を、よく飽きずに食べてくれている娘に感謝です。

料理教室にでも通おうかな。

外食が増えた

自分が料理を作ることが増えると、外食したくなるものですね。

料理は明らかに私の弱みだな。

エアコンを我慢しがち

日中はできるだけエアコンなどを点けず、光熱費を抑えたくなります。

自分ひとりが家にいると、自分のためだけの出費が申し訳なく感じます。

夏のスーパーでの買い物、涼しくて最高です。

プールに通い始めた

自分の健康や心の満足を考えて、週に1回プールに通うことにしました。

初めて通った日は、プールのあとに風呂に浸かったとき、極楽にいると感じました。

週に1回でも、何かしら自分へのご褒美があると楽しいですね。

ストレス耐性に弱くなる

ストレスの少ない単調な日々に慣れてくると、今まで気にも留めなかった小さなことが少し気になるようになったかも。

妻の家事とか、ほかの買い物客のマナーとか。

人と会うことも少し面倒だと思う機会が増えてきたような。

もっと外に出て、自分の視野を狭めないようにしたいと思います。

服を買う気がしない

会社に行かなくなり、家にいる時間が増えたせいでしょうか、新しい服を買いたい気持ちが全然わいてきません

身だしなみも整え、娘が自慢できるような、素敵なパパであるように心がけないと。

急に前の職場の人と会うと戸惑う

急に前の職場の人に会うと、主夫モードから、前の会社員モードに切り替えようとして、かなり戸惑います。

自分の生活が大きく変わったんだなあと実感します。

目が疲れる

家で狭い範囲のものを見る機会が増えたからか、目の疲れが増えた気がします。

単なる老化だったらすみません(汗

まとめ

本日はFIREして主夫になってから半年経った今、思うことを書き連ねました。

いろんな思いや変化がありましたが、改めて主夫になって本当に良かったというのが私の本音です。

思い切って1歩を踏み出した自分と、共に生きてくれる家族に感謝したいです。

これからも日々の生活を大事に、人生を楽しんでいきたいと思います。

2児のパパが株式投資でFIREして主夫になった。そんな主夫FIREという生き方や、実現した方法は以下の記事をご覧ください。